午後の大騒動
事件は不意に起った。
雨で山房への未舗装の引込道路は水たまりができている。それをさけようとした車がゆるんだ路肩に足を取られたのだ。
脱出しようとあがいたため前輪はこの通りぬかるみに埋まっている。
たまたま近くに心強い助っ人がいた。車で車を引こうにも素人は肝心な頼みの綱をもっていない。強力な牽引ロープで車と車をつないだ。
なんとか無事脱出。あたりには異臭がただよう……クラッチが焼けた臭いだそうだ。
すべりおちそうになったわだちが、ぎりぎりセーフであったことを物語る……あと10cmで水田が待っていた。ヒヤヒヤ。
気をつけようゆるい路肩と口車(ご容赦下さい:この標語の下の句はほんの数人しか理解できません)