MRＩはにぎやか
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雨、雨、雨
蛙にぎやか
最中を食べる
六ヶ月ぶりのMRI検査だ。
しかし、なんであんな音がするのだろう？どうやっても音が出てしまうのならもう少し聞いていて楽しい音にして欲しい。この辺りに患者フレンドリーになっていない医学の限界がある。
あんな風に狭いところに閉込められて20分間じっとしていなければならない患者の立場も考えて欲しい。例えばヘッドフォンをつけてお気に入りの音楽を流してくれるとか、頭を蔽うドームにスライドショーを流してくれるとか……
仕方がないから長い詩を指で掌に書いて過ごした。思っていたより早く終った。
もぐさ土の試験で作った小湯呑。長石釉が融けすぎてしまった。今はこれに漢方薬を入れてお湯で溶いて飲んでいる。すっぽり掌にはまりこむ小ささが気に入っている。
