ひさしぶりのブログ
やきものまつりで忙殺されてパソコンを開く間がなかった。久しぶりにブログへ復帰する。
今回のやきものまつりは木金土の三日間に設定してみた。平日は誰も来ないと思いきや初日木曜に足を運んでくれたお客さんが一番多かった。何ごともやってみないと分らない。
限定品は初日で売り切れてしまった。二日目、三日目にあれはないの?と言われたが、初日に来たひとはある意味で展示会慣れしていると言える。
もっともそういう品はきわめて少ない。もっとあれはもうないの?と言われるような人気の器が作れるといいのだが、如何せん売れるものを作ろうという気持は少ないので(まったくないわけではないが)夢まぼろしの世界だ。
いやいや万が一売れるものをめざしても売れやしないのがこの世界だ。だから∴ん窯は作りたいものを作るのみである。
うれしかったのは一年ぶりに訪れたひとが器の展開が広がったと言ってくれたことだ。あっという間の一年だったがあれやこれやと試行錯誤しているうちにいろいろな器が生まれたのだなと初めて気がついた。これまで夢中で気がつかなかった。第三者の目はありがたいものだ。
傍目八目値千金。
最後に二日目からお目見えした山盃を紹介する。
これはまったく人気がなかったが、私のお気に入りの山盃だ。銘は「天の川」。