こんこんこん




健康感
なによりもこれが大切
病気でも健康なひとがいる所以だ

土曜あたりから風邪気味。あまり風邪を引かないのだが、窯出し市が終って気がゆるんだのか今週に入ってから咳がだんだんひどくなってきた。胸も痛むし……今日内科へ行って来た。

診察の結果は、それほどひどくなってはいない……とのこと。

よく医者にそう言われる。何ごとも私はさわぎが大きいのだ。他のひとならこの位では医者へ行こうとは思わないのかも知れない。

これが私である。神経がいい意味でも悪い意味でも細かい。でも、悪い方を見ても仕方がないので、細かいから今の私がある、と思おう。

神経が太いというのは褒めことばになるが、細かいことはいいことだ、とはなかなか言いにくい。何故だろう。

ことばは時として奇妙な働きをさせられている。例えば、腰が悪い、目が悪い、は病気の部分を指し示すだけなのだが、頭が悪いというとまったく違う意味になってしまう。女らしくないは女性らしさを否定するだけで、ある意味ではたくましい女性の意味にもなりうるが、男らしくないにはほぼ人格否定のニュアンスが込められる。こういう意味が発生するには長い歴史がある。そこに民族の価値観が自ずと反映される。

神経の太い、細いにもそういった背景があるのだろう。

ま、私は私の価値観で生きるしかない。細かい神経の持主だからこそろくろで茶碗を引上げるという繊細な作業が可能なのだし……(やや、負け惜しみ?)


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