風邪休養三日目




最近のドラマを観ていたら
なつかしいピアノの音が聞えてきた
ある種の音楽は独自の世界を組立てて私たちを住まわせる

さすがに三日目ともなると少しは快方へ向いつつあるようだ。薬とからだの力に感謝。まだ、咳が時折出るが、それも大分収りつつある。

ちょっとだけ仕事をした。
試験器の外干し、化粧土の試しがけ、あぶり……明日は小窯での窯焚きだ。

あと、近くの農家からいただいた藁灰の試験が残っているのだが、釉薬として使えるようにするまでに時間が掛るのでもう少し先になるだろうか。これまで5年間使ってきた島根の業者の藁灰が藁白あるいは斑唐津には適さないことがようやく分った。やはり藁灰は業者の物ではない方がよいのかも知れない。多くの陶芸作家が自作の藁灰にこだわっているのはそれだけの理由があるのだ。この農家の藁がうまく機能してくれればよいのだが……

とにかくヒマである。今日は一日録ってあった連続ドラマを続けてみている。

虚構は現実の礎となる。

現実はひたすら流れつづけるが、虚構はそういう現実の水源になることを実感した。オスカー・ワイルドが言うように、現実が虚構を作るのではなく、虚構が現実を作るのだ。


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