干して削って作る毎日




薄曇り
明日は雪?

とにかく日が出たら外干しする。だんだん外干しの柿の蔕が増えてゆく。

昨日の柿の蔕を削る。朝一で削ったらまだ若干早めなので朝ご飯のあとにする。裏庭の南天がきれいだ。

削りは楽しい。この土合わせは唐津が中心なので縮緬が面白いように出た。ま、柿の蔕に縮緬は要らないかも知れないのだが、出たものはしようがない。でも、「藤波」なんぞは高台内に見事な縮緬が出ているからまんざら脱縮緬を目指さなくてもよいかも知れない。

削りが済むと作りに入る。どの土合わせがよいのか分らないから手持ちの土の中から思いついた土合わせをしてひたすら作る。
先日、山田太一のドラマを見てふと規範に縛られすぎている自分に気付いた。あまりにありきたりである。もっと土を信じ、自分のワザを信じてもいいではないか、と思った。それから作りが面白くなった。面白いというのは大事なことだ。

古典の「をかしみ」の世界がちょいとだけ見えてきた。


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