窯焚き




久しぶりの曇り空
西から梅雨がせまってくる

書道をはじめたのだが、美の壺が掴めない。師匠曰わく、きれいな書なら誰でも書ける(誰でも……というわけにはいかないけれどね)、そんな書はつまらない。もっととぼけた味の書を書け、と。
とぼけた味というのはなかなか奥が深いのである。シェイクスピアでも喜劇が一番むずかしい。ヒーローを演じる役者はいても、道化を演じきる役者はほとんど皆無に近い。

ぐい呑も然りである。

とぼけたぐい呑

まだその境地にはほど遠いのだが、ま、数をこなしてゆくしかない。

書と陶芸とどっちがさきにとぼけた境地に足を踏み入れるだろうか。それにはまず人間がとぼけなくては……


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