秋色


寒がりの私には
苦手な季節がやってきた
すでに炬燵の用意をした

唐津試験13回目。釉調合を若干手直したものを2種類と、比較資料として前回のもの1種類で試験。今回は1220度でやってみよう。

話変わって硯について
ヤフオクで硯を2つ競り落とした。古いもののように見える。



美術品としてではなく、書道で使うために求めたのだが、相手がかなり強気で競ってきたので高い買い物になった。ま、ハッピーバースデーツミーのつづきと考えよう。
だが、墨をおろそうとすると油煙墨はおりるが松煙墨は水がにじむ気配さえない。たぶん使い古されているので鋒鋩が劣化しているのだろう。

そこで、ネットで硯の研ぎ直し方を調べ、柔らかめの砥石で研いでみた。すると、これまで見えなかった模様が見えてきた。指先の感触で以前つるつるだった陸に鋒鋩が立っているような感じがする。


特に楕円形の硯は鋒鋩が際だっている。だが、美しい鋒鋩が表れると同時に、硯面がつぎはぎされている事実も顕わになった。

シェイクスピアの『終りよければすべてよし』ではないが、吉が出れば、反転して凶も出る。まさにあざなえる縄のごとしである。


The web of our life is of a mingled /yarn, good and ill together.

それでも硯の機能は十分に果たせそうなので良しとしよう。


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