深夜の窯焚き
最近時々試している夜を越しての窯焚き。大抵は朝起きたときに600度くらい。それから、さて始めるか、という感じなのだが、昨夜は寝る前にちょっとだけ設定を変えてみた。ちょうど3時に目が覚めたので温度計を見るとすでに1000度。ありゃりゃ。
深夜に窯場が明るくなったせいかセミが鳴きだした。そのうちの一匹が不運なことに窯の真上に飛んできて熱で落ちてしまった。可哀想なことをした。
それから還元に入る。朝、7時1085度。思ったより昇温が早かった。
うちの小型灯油窯はオイルポンプが実に気まぐれだ。特に0レベルから2目盛りくらいまでが不安定極まりない。そのため900度までに到達する時間がまちまちになる。
ポンプを交換すればよいのかも知れないが、これで300回以上焚いてきているので慣れた。
今回の窯は新しい井戸釉と黒釉の試験。
この朝顔が咲く頃方向が見えていればいいのだが……
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こんな夏でも猫は寒がり?
深夜、野良が窯のすぐそばで暖を採っていた