2008-06-16から1日間の記事一覧

級友(旧友)と再会

卒業してから同期生に会いたいと思っていてもなかなか会えないが、今日久しぶりにプラトン君、利休君が遊びに来てくれた。やはり同期生はいい。話が弾む。この間焼いた器も見てもらう。あたらしい発見がある。眼が多いとそれだけ着眼点も多様になる。自分ひ…

思えば遠くへ来たもんだ

必要があって中也の『在りし日の歌』をひもとく。なかに「頑是ない歌」というのがある。出だしは 思へば遠く来たもんだ 十二の冬のあの夕べ 港の空に鳴り響いた 汽笛の湯気(ゆげ)は今いづこである。ん?どこかで訊いた覚えが・・・。そうだ、武田鉄矢の歌だ。…

ある粘土屋さん

工房へ行くついでにF窯業原料へ立ち寄った。雑誌で小売りもするとあったのと、いつもすぐ前を通っているので軽い気持で中へ入った。が、だだっぴろい敷地にはひとの姿も見えない。はるか遠くの方でトラックが何かを運んでいる。何だかお呼びでないと、思いつ…

梅雨の晴れ間

薫風自南来、殿閣微涼を生ず(くんぷう みなみより きたり、でんかく びりょうを しょうず) (槐安国語)これを読んでまっさきに思い浮かんだのが滑舌訓練の定番「外郎売り」の 薫風喉より来たり口中微涼を生ず(くんぷう のんどより きたり、こうちゅう び…