比較的涼しい日々

この前までの猛暑は何だったんだろう、と思うほどこの頃は普通の夏だ。助かる。

それほど暑くはないので夕方、散歩に出た。瀬戸市は柿の木が多いように思う。ごく一般的な果樹なのでどこでも植えられているが、例えば玉村ではこんなにどこの家にもという光景は見られなかった。

農水省の東海地区の果樹に関するデータを見て、納得した。

柿がダントツである。

どの家の柿の木もすでに実をたわわにつけて熟すのを待っている。そう言えば大澤ガスの窯の裏手にも柿の木畑があった。

青々と繁る柿の葉はいのちのまっ盛りである。あの厚み、あの光沢、五薀盛苦そのものだ。だからというわけではないが、私はあまり好きではない。あまりにも風情に欠ける。むしろ枯れて地面に落ちて変色した葉を愛おしいと思う。山頭火


何おもふともなく柿の葉のおちることしきり
月からひらり柿の葉
こんな句は絵になる。

もうすぐオリンピック。作り上げられた祭より、その後が心配だ。まずはなにごともなく終りますように。

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