ネット再開通

引越はいくつかの不可解な破損を残して無事(?)終了した。もうこの引越業者は使わないことにしよう。

さて、最近のビッグニュースは痛い知らせだ。先週土曜日お昼をちょっといそいで食べていたときのことだ。舌の配置とあごの咀嚼速度の調整がうまく行かず、したたか食用に供してはならない肉を噛んでしまった。血は出るわ、痛いわで大変であった。だが、この時はひとと会う約束があったのでひたすら我慢である。久しぶりである、こんなに痛い思いをしたのは。自分の間抜けさ加減にあきれ果てた。訓練校でも出血事故一番バッター、ギックリ腰で長期欠席一番バッターだったのだから、私らしいと言えば言える。

しかし、私はまだことの重大さに気付いていなかった。

舌を傷つけるということはものが食べられないということなのだ。それだけではない。意外だったのはうがいをした水を吐き出すのに舌が絶妙の裏方仕事をしていることに気付いた。舌を使わないで吐き出そうとすると・・・ま、想像におまかせしよう。絵にならない、いや、絵にしてはならない光景が展開されたとだけ言い添えておこう。

そんなことだからだろうか、知合いに紹介された窯場候補地は手狭で私の生活様式には合いそうになく、期待していただけに、力が抜けてしまった。でも、引っ越してすぐに窯場が見つかるなんて話がうますぎるから、これでいいと思っている。

舌が使えないため土、日はひたすら雑炊を食べる。

つい先日、pondちゃんから電話があり1時間ほど話した。弟子の生活は並大抵のことではないらしい。それでも、自作のぐい呑を「味がある、小さい抹茶茶碗だ」と師匠にほめられたり、自分の作品を販売する機会をすでに与えられていたりと、うらやましい環境にある。

十日町は群馬から近いので今度遊びに出掛けようと思う。土は唐津の土に似ているという。販売しているそうだから試してみたい。

舌はほとんど治った。驚異的な快復力だ。指の怪我だったらこんなに素早く治りはしまい。食べられないのでは生死に関わるから遺伝子が必死になって傷口を修復してくれたのだろう。人間のからだはすごいものだ。

片付けの方の遺伝子も大活躍してくれるといいのだが、どうやら私の遺伝子はこちらの方はおっとり型らしくなかなかロクロを廻せるまでにならない。ThreeFieldsさんから遺伝子に頼ってないで、手を使いなさいとツッコミが入りそうだが、ロクロ場は今までの土まみれの土間ではなく、美しい板張りの8畳間だからちょっと変な気分だ。

上の写真は大分片づいてきた「工房」のショットだが、あとコンパネをロクロの下に敷いてフローリングの汚れを防止し、桐材などでぐるりを囲って壁や障子が汚れるのを防げばまがりなりにもロクロを廻せる。もう一息だ。

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