麓の村は工芸村
今日見てきたのは榛名山の麓に店を構える漆屋さんの知合いの土地だ。漆屋さんも同じ持主から土地を購入したという。
如何せん広すぎる土地であった。その上、杉林のただ中にあるのでじめっとしている。もちろん、電気、水道は今のところない。
漆屋さんは買った土地に生えていた80本の杉を、2年かけてチェーンソーで切れ倒したという。夫婦して森の生活を楽しんでいる。都会暮らしが長いとそういう楽しみをしたいのだろう。今でも杉や欅を斧で割って、ストーブの燃料にしている。曰く、薪割りをすると腰痛が治る。にわかに信じがたいなあ。どっちみちこの生活は私にはとても出来ないな、と思った。
廻りに工芸をやるひとが集まってきているらしい。将来は工芸村になるのだろうか。
今日紹介されたところはダメだったが、まだ何ヶ所か当てがあると言ってくれたので、待つことにしよう。
