井戸形稽古

ロクロの稽古の方は13cm切立を少しやってから、井戸形、柿蔕形をやっている。
切立の方は製品として糸底をそのまま見せようと考えているので底の厚みぎりぎりのところで切っている。だから削りは必要ない。
ところが井戸は高台を削り出さないとすがたが分らない。そこでうまく挽けたのを残しておいて次の日に削ってみる。
今日削ったのはこれだ。

大きさはまだ飯碗サイズだ。慣れてきたら井戸の大きさまで上げる予定だ。
茶碗は楽しい。切立は白状すると少し苦行の感もある。茶碗は愉楽そのものだ。音楽が聞える感じがする。
切立でもそうなるといいのだが。まだまだだ。
昨日久しぶりに利休君と電話で話したのだが、毎日切立稽古をしているので、かなりのスピードで作れているという。私の場合、速さは無理としても、音楽が聞えるような器を挽きたい(弾きたい)。ワザと味わいの関係はなかなか微妙だ。


I do not seek. I find.
私は探さない。見つけるのだ。
(Pablo Picasso)



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