ACTプチ同窓会

かつてシェイクスピア英語劇をやった劇団仲間二人と小さな同窓会を開いた。
ふたりとも桐生歴は長い女性なので、新参者の私にとって諸情報のルツボであった。多謝。
住み始めてようやくひと月、覚えたのはスーパーへの道くらいだけの私には刺激的な会食であった。桐生という町はなかなか面白い町らしい。これからが楽しみになってきた。
ときどきプチ同窓会がやれたらいいな、と思った。
しかし、女性の生活力はたいしたものだ。男にはまねできない緻密さと粘り強さに敬服する。そもそもいのちに対する姿勢が根本から違っているような気がする。とことん執着して、とことん大らかである。母性との関係なのだろうか。
最近、女は男とは別種の生き物であることをひしひしと感じる。当り前のことなのだろうが、人類という類概念でくくってきた私には大発見である。共通点の方がむしろ少ないのだと思うようになってきた。実に不思議なことである。60年以上も人間をやってきたくせに今頃気付いたかと言われそうだが、こういう発見があるから人生は楽しいとも言える。

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