工房建築の打合せ

午前は?回目の設計士との打合せをしてきた。
いつも話題になるのが予算のことである。とにかくここには書けないような低予算で家を建てようというのである。
それでも土地、建物、窯を合わせればかなりの額になる。
建築家からすれば無謀に近いのだろうが、こちらからすれば生きるための基地作りである。至上命題である。真剣勝負である。
まだ平面図の修正中なので具体的な見積の話はきれぎれにしか出ないが、要は何を削るか、である。
屋根と壁だけはしっかり作り、あとは天井なし、内装なし、断熱材むき出し、とにかく必要最小限の容れ物だけ作ってもらって、さあ、ここで陶芸やるぞ、という感じになることだろう。
マイルドな暮しは雲のかなたのワイルドな生活である。それでもやきものができるのだから天国である。
さて、午後は試験焼成用の土作りだ。どんな配合にするか、ここは綿密に計画を立てないといけない。大ざっぱな私には一番苦手な作業である。