あひる?象?の片口

訓練校最後のたたら実習のときに作った奇妙な動物の片口が最近気になる。
あの時はいくつかの偶然が重なってあんなものが出来上がったのだが、割合に評判がよかった。自分でも可愛いと思う。

∴ん窯の製品にしようと思う。
あの時は急須だったが、使い勝手を考えると片口で十分だ。いや、片口の方がよい。
それから胴体部分の布目があまり気に入らない。ここはたたらではなく、ロクロで挽いた方がはるかに面白い。
顔やらくちばしやらの型紙は、こんなことになるとは思いも寄らなかったので全部捨ててしまった。せめて顔の型紙があればと思う。
紙を切り抜いてあれこれ試してみた。午前はそれで終った。
午後は工房で作ってみた。
ダビンチ氏宅に遊びに来た女性はそれを見て、象かと思った、と言った。

訓練校のときも結局なんの動物なのか結論は出なかった。はじめから何かの動物を作ろうとしていないのだから当然である。
今回はあひるにしようかと思っていたのだが、象と言われて、う〜む、考え込んでしまった。
やはり、なんでもないものがいいのだろうか。




人気ブログランキングへ
いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくお願いします。
画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了です。