工房のすぐ前にあるダビンチ氏の田圃で脱穀が始まった。
最近あまり天候に恵まれなかったせいで、籾殻がからまるのか、脱穀機がうまく作動しないようだ。
子供の頃、家は農業をやっていたので脱穀の匂いが懐かしかった。
稲藁の匂いは私をちょっとだけタイムトラベルに連れ出す。
マドレーヌはお洒落だけれど、稲の匂いの垂直にはかなわないだろう。
失われた時は田圃の下に埋まっていた。
Even a stopped clock is right twice a day.
(動かない時計も日に二度は正しい)
振り子のとれた柱時計もこうして不意に動き出すのだ。
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