原土を砕く
午前中、干した原土がまずまず乾いたので、取りあえずスタンパーで軽く搗く。
つぎにホームセンターで買った農作業用のかなり荒目の篩で篩う。
残った塊はまた搗き直す。
また、篩う。それでも残った塊は水簸する。しばらくするとゴミが浮かんでくるので細かい方の篩いですくう。
篩を通った土は再び干す。こうすれば乾くのが早い。
水簸した方は後で石を取りだし融け出した土を乾かして使う。
次は以前、大道土を篩ったときに残った砂の仕分けだ。
作業自体はたのしいのだが、ほこりがすごい。マスクで防備する。それでもあたり一面にひろがるので、秘策を講じている。なんだそんなことか、と言われてしまうかも知れないが、大きめのビニールで篩を包んでその中に土を篩って行く。
こうすればほこりが舞うことはほとんどなくなる。
それでも多少はほこりまみれになるのは仕方がない。
萩の師匠から茶碗に使うのだったら脱鉄しないといけないと言われたので手持ちの磁石で試みたが、眼に見えないくらいの砂鉄が付くだけだ。もっと強力なのでないとダメらしい。
それでも使い道はあるので20目残、40目残、50目残、60目残、60目通し、と分けておいた。
30目の篩は持っていない。50目も使う必要はなかったかも知れない。
鉄があった方が面白いものもあるので何かに使えるだろう。