窯焚き&窯出し

昨日はすかっと晴れた良い天気だった。窯焚き日和……というのがあるかどうかは知らないけれど、気持よい一日だった。

8時半、点火。9時鎮火。中性炎、12時間で1250度。その後、30分はOFへ振り、約50度ほど温度が下がったところで鎮火。
感想。灯油窯は実に面白い。油量と風量を両方調節できるところがいじり甲斐のあるところだ。上げようと思えばあっという間に温度は上がる。
今回は抑えて抑えて焼いた。ほぼ焼成曲線はガス窯と同じになった。
しかし、いつも鎮火する1200度でも色見はまったく融けていない。1240度で最後の色見を引出したもののまだうまく融けていない。
不安を覚えながら1250度まで上げた。
そして、今日の窯出し。

掛けたのは天然土灰釉。濃いのを筆にふくませてちょんちょんと塗り、三倍に稀釈したものをひしゃく掛けした。高台周りは胎土のままにした。
この前作った銀のやかんの蓋と同じだ。結果的にはちょっと薄すぎた。二倍稀釈程度がよかった。結果論だが。
ちょうど窯屋さんが桐生に来ていたので結果をみてもらった。私には同じに見えたが、若干上の温度が高いらしい。それほどクセのある窯ではないようだ。
一度目の試験はこれで無事(?)終了。また、試験の器を作って別な釉で、今度は還元焼成の試験だ。



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