ようやく終り

6種類の釉をようやく作り終えた。試験用だからたいした量ではないのだけれど、なんやかやで意外に時間が掛かった。いや、時間以上に神経がくたびれた。理科の実験みたいで楽しいはずなのに……妙だな。この疲れはどこから来るのだろうか?
茨木のり子の詩、「みずうみ」を思う。


だいたいお母さんてものはさ
しいん
としたとこがなくちゃいけないんだ
やきものこそ、まさに「しいん」としていなければならないのではあるまいか
だが、現実はあたふた、あたふた……
振り返れば疲れだけが付いてくる
ちょっとお茶でも飲もう