更に

崩壊はそれにとどまらなかった。
別な釉を施釉しているときのことだ。長板を見ると、あれ?

縦に割れている。と思ってよく見ると

きれいに底も抜けていた。底の一部が少しだけ薄かった。力学は正直である。しかし、この縦のひび割れは何故?原因が分らない。

更に、透明釉と黒釉を内外に掛けたぐい呑が合計4点やられた。

見込に掛けた釉と胴に掛けた釉の違いが原因だろうと思われる。この施釉案だと素焼しないとどうにもならないということだ。

更に施釉をつづける予定だったが、作った釉(とくに藁灰系)が作っている最中は陶片を浸したとき目標とする厚みに掛かったのに、一日置いて試すとまったく濃度が変っていた。薄すぎるのだ。ミキサーで撹拌するので空気が入っていたのかも知れない。見かけ上厚く掛ったのか?それが、一日経って空気が抜けたため本来の濃度になった。ということなのだろうか?
今までこんなことはなかったように思う。単に気付いていないだけかも知れない。
ちょっと記憶に留めておこう。

藁灰系は見送ったので11時から窯詰めして12時に終了。これで明日、窯焚きに入れる。
さて、寝るとするか。