削る




曇天になると
八木重吉の「壺のやうな日」という一節を思い出す
晴れやかな空だったかも知れないのだが……



昨日の土の試験湯呑を削る。
削り味はそれほど良くはないが悪くもない。もう少し乾燥させてから削れば縮緬が出たかも知れないが、もともとそういう性質の土ではないようなのでこれはこれでよい。

考えてみると湯呑ばかり作っている。試験するには一番よい。釉調を見るにはたたら皿でもよいのだが、性分としてついろくろに向ってしまう。ろくろが苦手なクセに変な性分だ。苦手だが好き、というアンビバレンツな緊張感がよいのかも知れない。う〜ん、考えすぎかな。

淡々と、ひとすら淡々と進もうではないか。







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