窯出し




かまいたちにやられた
右手親指の腹をスパッと切られた
おぬし、やるのお

黄伊羅保茶碗、湯呑の窯出し。

いつもなら午前中に出来るのだが昨日は点火が遅かったので午後になった。

上蓋を開けた瞬間、好印象を得た。

今回は器が窯に収りきらず、苦肉の重ね焼きだ。茶碗に目土跡があるのも面白い。
写真はその場で撮ったのだが茶碗のはすべてブレているので、また後日。

新しく調合した黄伊羅保釉がよい感じに焼けた。

唯一、茶碗でピントが合ったのがコレ。厚化粧して藁灰釉を掛けたのだが、厚化粧はあぶりの前でないといけないことを痛感……分ってはいたのだが、うっかりしていた。指が口に軽く触れたとたんにポロっと口が掛けてしまった(写真、左側)。

この組合せは味がない。一応予定どおりトチ渋に浸けては見るが……

試験焼の長皿は重ね方を間違えて全滅。窯神はきびしい。失態はきびしく責められる。窯神は、だが、時に椀飯振る舞いもする。なかなかそのお振る舞いに与れないのが残念だが・・・。


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