出遭い




じっと待つ
芝居は開演時刻が決まっているから待つことはない
むしろ時間に追いかけられている
展示会は一日6時間いつ来房があるか分らない
ひたすら
待つ

いらっしゃい

今日の上毛新聞に「暮の窯出し市」の記事が写真入りで載ったおかげでうれしい出遭いがあった。

30数年山口県で仕事をされ、最近故郷の群馬に帰ってこられた方が新聞を見て来房された。

話をするうちに、吉賀大眉とか、大道土とか、見島土とか、長沢陶土とか、こちらではなかなか話題に上らないことばが次々に出てきた。自身でも陶芸をされていてひたすら井戸茶碗を作っているという。うれしいことこの上ない。舞い上がってしまった。すぐに興奮するたちなので上気して暑い暑い。

陶芸の話だけでもうれしいのに、私の師匠のそのまた師匠である吉賀大眉大先生の名前が出てきたのである。私のなかでは大眉の井戸茶碗は別格である。青井戸でお茶をいただいたこともある。興奮するなという方が無理である。

年に二度くらいしか山房での催しものは出来ないが、こういう出遭いがあるとやってよかったという思いがこみあげる。多謝。

明日は最終日。また、うれしい出遭いがあることを願う。


いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m
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