また斗々屋稽古
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晴れてはいるのだが
だんだん雲が出てきた
積もった雪は太陽の日陰にそって
正直に残っている
家人がインフルエンザにやられてしまった。
朗読の稽古の日なのだが休ませてもらう。
午後、ちょっとだけ斗々屋を稽古する。
今日は土を変えてみた。
昨日の調合にさらに原土を少し混ぜる。まずは石を取り除き、篩で粒度を整えてから調合。
だが……ちょっと原土の混入率が多すぎたようだ。以前唐津でもらってきた掘り出したばかりの原土のようにばさばさでとても形に弾き上がらない。それでも稽古は出来るのでボロボロの口、時には穴が開いてスカスカの胴と格闘しながら斗々屋稽古をする。
見込のへら目はちょっとだけコツが分りはじめた。まだ百発百中というわけにはいかないのでもう少し稽古が必要だ。