奥行き




くもり雨
すずめは忙しく
餌をついばむ

茶碗のしずけさというものがある。それはぐい呑や飯碗にはない。私にはまだそのしずけさが分らない。分らないから作り出すことができない。

飯碗と茶碗はかぎりなく近く、同時に気が遠くなるほどの隔てがある。

飯碗のふだん使いの安楽が次第に山の端のかすみに消えてゆくあたりに茶碗のしずけさがあるのだろう。まずは飯碗から。


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