茶碗展一日目を振り返って




さて、これから二日目
どんなひとと出逢えるだろうか
楽しみだ

昨夜は初日の緊張であまりものを考えることが出来なかったが、一晩寝てみると茶碗展、そして、茶碗そのものの持つ深い意味が少しだけ見えてきたような気がする。

茶碗は鏡だ。それを手に取る人を映す。同じ茶碗が10人の手に取られれば10の世界を映し出し、10の世界になる。今まで作り手の目でしか自作の茶碗を見ていなかったのだが、茶碗展に来場された方々が茶碗を前にしていろいろな言葉を発するのを聞いて、茶碗の不思議な力を知った。

また、茶碗は秘密のスイッチだ。それを手にとってお茶を飲むと、目に見えないくらい微細だが、世界が様変わりする。茶の湯がひとの心を惹き付ける所以だ。

そういうことを初めて実感できた。ひとえに茶碗展の功徳である。


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