ピンクカオリン復活

大分前に買ったまま工房の片隅に放置していたピンクカオリン。先日入手した高麗赤土の味が今ひとつなのでどうにかならないか思案していた時ひらめいた。そうだこいつがあった。早速はたいてみた。100%では成形不能。高麗赤土を外割50%合わせる。それでもバサバサ・・・買った粘土のように回そうものならバラバラ事件。

今日は書道教室。師匠に来月の手本を書いていただいた。何十本もある筆の中からこれ以上使いにくい筆はなかろうと思われる一本を手に書き始める……ある時は筆をねじ伏せるように、ある時は仲睦まじく、ある時はなされるがままに。こうして出来た作品は変化に富んでおもしろい。陰翳豊かで奥が深い。

ロクロもこれとおなじだと思った。やっとの思いで弾いた器は、姿はよくないがどこか愛嬌がある。奥行きがある、と自画自賛する勇気はないが、おもしろいことは確かだ。

これで狙った調子が出れば重畳なのだが・・・




頭のうしろに飛び出た尻尾がなかなか巻けない人間に化けた狐




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