"gather ye rosebuds while ye may"
さて、今日もまた井戸釉試験。
なかなかこれ!というのが出来ない。失敗も財産のうちではあるが、あまりたくさん失敗していると失敗に鈍感になって行く。失敗した瞬間は釉の調子のどこがどのように気に入らないのかはっきり分るのだが、時間を置いてずらり差し場に並べられている試験器のかずかずを見ると「失敗」というくくりの中に一緒くたにされてしまう。
こんなもの後生大事にするものでもないか・・・
と、ひと思いにすべて棄ててしまったりすると、なぜかそういう時に限って、あれはどうだったっけ?などと思ったりする。ひどいときは、まったく同じ釉試験をして、当然のことながら、同じ失敗を繰り返す。
そういう経験を何度かしてきたので一段落するまでは棄てないで置く。
ただ、場所塞ぎで困る。
するとここでケーンッ!
すぐ前の野原でキジがつがいでエサをついばんでいた。窓からの距離おおよそ10m
少し離れたところにもう一羽雌のキジが食事の最中。
この雄はもてるなあ。
∴井戸茶盌って何?
〇そう聞かれると困っちゃうな
∴もったいぶって
〇茶盌のまわりにいろいろな歴史の堆積物が苔のように積もっていて説明するのがムズカシイんだよ