2009-10-26から1日間の記事一覧

柿の蔕茶碗ほか

いつも出したときは何も感じなかったのに、一日経ち二日経つと気になる器がある。 今回の作物では柿の蔕茶碗がそうだった。まだ土と釉の試験段階だが、土の赤黒さや釉の渋みがいい感じに見えてきた。 ゆうべトチ渋に浸けて渋貫入を入れたのが萩土で弾いた愛…

一句持ち来たれ

通過儀礼通りすぎた風は 何も語らないといふ点でいつも饒舌だ刹那に見えた葉裏の葉脈の 淫らさよ鬼さんこちら 私を呼ぶのは誰だ0.2gの繊細を嘲笑ふ声も 那由多の国では木魂にもならない