トマト三昧

最近我家の食卓はトマトにあふれている。下の写真は今朝の豪華な?朝食。食パンにバター、チーズ、香薫のウインナを乗せ、ベランダからイタリアンパセリとバジルをむしってきてその上にぱらりと散らし、気持厚切りのトマトをかぶせる。あとは胡椒を振ってチンするだけ。結構うまい。日曜に帰ってから毎日これを愉しんでいる。

トマトに秘密があるのだ。先日、合宿の帰り、沼田市白川の宮田農園に立ち寄り大量に買った。こことはもう長いつき合いで毎年トマトを食べに出掛けているが、年によって味が違う。その年、その時の気候に左右されるからだ。もう10数年前になるが、たまたま近くをドライブしていてトマト狩りの旗を眼にし、立ち寄ったのが出会いだ。こういうのがトマトなのかと思った。皮は固く、実は甘い。野菜というより果物に近い。8月から甘さがつき始め、10月がもっとも甘いという。だが、まだ10月のトマトにはお目に掛っていない。今年はその甘さを堪能できそうだ。

ちなみに、向う側にあるのは昨夜焼けてきた私の新作の蕎麦猪口(朝鮮唐津、やっと成功!)と平杯(これは大失敗)。一番奥にある大ぶりの茶碗は10日ばかり前に出来たもので一番気に入っていて、梧桐(アオギリ)と命名、いま量産体制?に入っている。その右隣と紅茶の器は瀬戸黒。これはまだ黒の釉薬が決まらないので、量産は先送り。)

朝鮮唐津独特の白い釉ダレがなかなかうまく行かなかったがやっと出た。でもいい気になっていると次はがつんとやられる。炎の神はディオニュソス同様、気まぐれなのだ。

話替って、ウインナは何がいちばんだと思いますか?好みがあるから一概には言えないだろうけれど、例によって多種多様な製品を試食した結果、私の舌は香薫とシャウエッセンを選んだ。みなさんのお薦めは?