Core Ingrato2

二つめのCore Ingratoだ。Placido Domingoが歌う。

どうだろう、このこてこてのイタリアン・パッションは。聴いていて気持がいい。指揮者の大袈裟な身振りも楽しい。
こうやって比べてみるとDmitriの方は正攻法かも知れないが、この曲に関してはごつごつ固すぎる印象がある。Placidoの方がなりふり構わずに相手を責め立てる「軟弱な」男ぶりがよく出ている。
題名は「つれない心」とされている。ingratoとちょっとニュアンスが違う感じがする。ingratoは「あんなに愛し合っていたのに、その愛を捨ててしまうなんて恩知らずにもほどがある、君は僕を裏切った」くらいな強い意味が込められた最大級の怨み節だ。「つれない」でははじめからこっちを振り向いてくれない女性へのことばのようで非難の度合が足らないかんじがする。一旦は仲睦まじく過していたのに・・・の怨みが伝わらない。でも「恩知らず」では据わりが悪いので仕方ないのかな。何か演歌のなかでいい題名はなかったっけ。


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