翁最中
知る人ぞ知る深谷名物、糸屋の翁最中を頂いた。
うまい！実にうまい！
ところが深谷に住んでいながらこの店の存在を知らない人がいたのである。それは玉村でたとえて言えばみよし乃製菓舗を知らずにいるようなものだろう。瀬戸でたとえればうなぎの田代を知らずにいるようなものだろう。
と、ここまで書いて、かつて訓練校でうなぎはどこが美味いかで大激論になったことを思い出した。うなぎだけではない、うどんでも白熱の議論が飛び交った。食べ物でこんな風に激しいやり取りが起るのはそれだけ食べ物への執着が強いことを表していると同時に、それだけ、ひとによって好みが変ることも表している。
私は瀬戸のうどんもラーメンも口に合わなかった。だが、群馬で聞いた話だが、愛知から転勤になったひとが、群馬にはうまいものが何一つないとこぼしていたそうだ。
だから、深谷に住んでいながら糸屋を知らないからと言ってJJを責めてはいけないのだろうな、と思う。ね、JJ。
