土をはたく

先日篩って混ぜておいた土をはたく。
ちなみに粘土ははたいて作る場合と水簸して作る場合がある。私の場合、自分で土を作るときははたくことが多い。水簸は削りかすなどのクデ土を水を張った大きなバケツに放り込み、ある程度溜ったら、風呂敷に入れて適度な柔らかさになるまで吊る時くらいしかやらない。
やきものは料理にも似ている(かな)。まともに料理ができしない私が言っても説得力がないけれど……。
土の粉に水を注いでごにゃごにゃとこねていると、何だか蕎麦かうどんを作っている気分になる。時に水を入れすぎる。そうなると蕎麦屋ではなく、べちゃべちゃとどろんこ遊びして喜ぶ幼稚園の悪ガキの気分である。
適量づつ濡れた風呂敷で包み、ビニールに入れて、蓋付きのバケツでしばらく寝かせれば準備OK。いよいよ久しぶりのロクロ作業だ。
ギターに現を抜かしていたバチが当って全然弾けなくなっていたらどうしよう!?
ここ∴ん窯やきもの山房がある大久保のお祭りが10月17日にある。そこで∴ん窯を紹介するコーナーを作っていただけることになった。∴ん窯はじめての社会参加である。お世話になる方々への挨拶がわりに、湯呑かぐい呑を配るつもりだ。今日はたいた土はそのためのものだ。地元還元の意味で大久保の土も混ぜた。
予定は100個。ひと窯分だ。時は迫りつつある……弾けない、などと言っていられないなあ。



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