この世

最近ふっと感じることがある。この世は広いけれどあの世に比べると実に小さいのだと。この世の時間空間宇宙空間すべてをひっくるめても、たぶん、あの世の(あの世のことは分らないからこの世のたとえ話で言えば)茶の間の湯呑についたひと滴にも満たないのだ、と。そう考えると何故かほっとする自分がいる。