世界を見る

恥を忍んで白状すると歴史はもとより現在の政治情勢にも疎い。
たまたまF1の開幕戦バーレーンGPが国内の騒乱のため中止になりそうな状況に陥ったことを知り、中東やアフリカに目が行った。
現地から投稿されるヴィデオや写真は衝撃的なものばかりである。
こういう内乱や内戦は世界各地で絶えず行われているのだろうが、生々しく想起できるのは自分の経験では恥ずかしながら学生時代TVで見た全共闘の新宿騒乱くらいしかないのだ。
チュニジアに始まり、エジプトに飛び火した紛争の火の手は盤石と思われていたリビアへと移った。
いまやネット時代である。情報はあっという間に世界中に広まる。カダフィが、よくもまああれほどあることないことべらべらとしゃべりまくれるものだとあきれ返ったTV演説で天安門を引き合いに出す。この暴君にとって天安門事件は心の支えなのだろう。しかし、引き合いに出された中国はスネにキズ持つ身である。明日は我が身と戦々恐々である。この国のネット統制はものすごいらしい。
月並みな感想だが、日本は平和である。TVではどこのチャンネルを回しても芸のない芸人がとりとめもないことをしゃべりつづけている。我が国もお隣と同じである種の鎖国状態になっている。
どこかの英語新聞で21世紀には独裁政権はすべて崩壊するだろうという記事を読んだ。
いま私たちはそういう世紀を生きているのだろうか。



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