いつまでつづくぬかるみぞ




曇天模様
寒くはないが、暖かくもない


初めての徐冷……。果たして結果はどうだったのだろう?これまで灯油窯で焚いた43回の記録を読み直してみる。総じて長い時間掛けたものは失敗している。うまく行ったのは灰単味と斑唐津くらいか。特に黒釉は長時間御法度である。長石土灰釉もテカって味なしになる。今回は徐冷ではあったが、見方を変えれば18時間という長時間焼成である。やはり同じことが起きた。藁灰失透釉はよいのが出た。素地にそれほど鉄分がなかったので器としてはつまらないものになったが、釉調は非常によかった。(それを軍手で扱っていたものだから、するりと両手からすり抜けてコンクリート床の餌食に……笑うしかない……hahaha)。

いつも窯出しは途方に暮れる。途方に暮れるために窯を焚いているのではないかと思うほどである。でも、人生は途方に暮れるものだ。よいではないか。

というわけで気を取り直して、次なる窯に向けて出発。あまり時間がないのだ。天候にもよるが果たして間に合うかどうか……。

土は頑丈な土だからかなり無理は利くと思うが。




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