明日の窯焚きに向けて




今日も涼しい
というより肌寒い
夜は有鄰館で舞踏のゆうべだ


ただ今施釉中。
器の数は少ないが、釉の準備の手間は同じだからけっこう時間がかかる。

焼き上がりを想像しながら、あるいは、妄想しながら、たっぷり時間を掛けて施釉している。8時半にはじめて、今1時、まだ終らない。

お昼にしよう。

最近になって、これまでは必要悪のような態度で施釉に臨んでいたことを思い知らされる。そんな急ぎ足で作ってもいいものは出来まい。

2007年4月訓練校に入校した時点から数えて6年目に入った。5年間はがむしゃらだった。たまたま欝のような更年期のような不定愁訴に見舞われた。そろそろやりかたを変える時期にさしかかったようだ。これは、やきものの神様のお達しなのだろう。

ゆっくり行こうではないか。ゆるやかな川は流れが深い。

さて、再び施釉と思って午前中に施釉した器を見ると鉄釉が剥がれ始めている。かなり濃くしたので時々剥がれる。だが、剥がれるのが一概に悪いとは言えない。まれに人工を超えた釉調を生み出すこともある。棚板は悲惨なことになるが……





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