そろそろ窯焚き
再び小窯の窯焚きがはじまる。
明日あぶって水分を飛ばし、施釉して、月曜窯焚きか?
試験も多少あるが、今回は追試が多い。これで確定すればその器に関しては一段落である。ある程度落着くのもあれば(たぶん、そうは問屋が卸さないだろうが)、黒釉のように永遠の課題に思えるものもある。
新たに黄伊羅保を試したいのだが、果たしてどうなるか……。これまで柿の蔕で長石まじりの灰釉を沙毘掛け(薄掛け)してきたが、今回は方向を転換して、灰一本で黄伊羅保を狙おうと思う。灰は見当をつけてある。あれしかない、という灰だ。中性炎でどれくらい呈色を見せてくれるか。黄に止まるか、緑に滑り落ちるか、還元の掛け方次第だ。
ただ使っている赤土は鉄分が多そうである。黄色はむずかしいか……
ひたすら焼くのみである。試験、試験、試験……ところで作品はいつ?