施釉の一日




党首討論
もうちょっと国民に訴える気はないのかね
演劇の勉強をした方がよい

じっくりと考えながら、休みながら、工夫しながら施釉の一日。

思い返すとこれまで施釉はなにやら必要悪のような気分でやっていたような気がしてきた。人の手が入る最後の段階なのに……。これではいけないね。だから今日は朝から5時過ぎまで丸一日かけて施釉した。器の数は0.35立米の中窯一杯の分しかないのだから施釉する器の量は大したことはない。丸一日かけるほどのことはないのかも知れない。

これまでこの作業をどういうわけか自分でも分らないがちゃっちゃかちゃっちゃかやっていたような気がする。

ある意味、一番美味しいご馳走を早食いしているようなものだ。

3時間一息に施釉する体力気力がなくなったということでもある。それがもっけの幸いである。ゆっくりなのもいい。

そして、先ほど窯詰めを終えた。

久しぶりの中窯なので、ちょっと勝手が違い、棚組が甘く積み残しが大量に出そうになった。はじめからやり直し!思い返すと天井まで窯詰めして、やり直したのは初めてである。ちょうど皿の厚みのツクがなかったのだが、ツクを横倒しに使ったら積み残しは最小限に抑えられた。

今は捨てあぶりの最中だ。

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最近、また「最後から二番目の恋」を見ている。Go to the Riverという挿入歌がよい。Youtubeにギター一本とボンゴだけで歌っているのがあったが、ただそれだけの編成なのに音の世界が深く広い。感銘を受けた。やきものも、また、芝居も、かくあらねばと思った。

それに対してエンディングに流れる主題歌?のお粗末なこと。メロディもひどいが、歌詞も歌も単調極まりない。作家もののと器と百均の器ほどの差を感じる。なぜこんな曲を選んだのだろう?ま、こういう業界には魑魅魍魎が棲むというから凡人には想像も付かないことがあるのだよ、ホレーシオ君。


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