勉強窯




晴のち曇
なんだかまた
雪になりそな気配だ
昨日TVで金沢の和菓子を見たと思ったら
さっそく同じ和菓子「柴舟」を頂いた

窯出ししたものの、今回はちょっと気に懸かってはいたのだが釉が濃すぎた。

そのため、1225度という比較的低温にもかかわらず、バーナー側が棚板に流れた。これまでこんなにはっきり窯前と窯後の差がでることはなかった。そういう意味で、今回は小窯ならではの特徴を掴めたのでいい勉強になった。

それでも、土試験で入れた薬味入れがよく焼けたので、今後の展開にはずみが付いた。

それからもうひとつの発見(といってももう何度か経験しているのだが)は釉の引っ張り力の強さだ。

見込にだけ施釉したためバランスが崩れこんな風にヒビが入った。円形という強固な形をここまで崩すのだから実に見事である。

なかなか思うようには行かない。だが、失敗は考えようによっては、人間が思った通りにことが運ばないという点で、人間の限られた能力を超えた無限の可能性を秘めている、ということでもある。だから、そこから何を見て取るか……である。


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