窯焚き




炉は不安定
だが同時に
炉は奇妙な均衡を保っている

ようやく初窯にこぎつけたものの早22日である。
6時点火、今回は1225度還元の窯。中には年賀(遅すぎ!)の湯呑。

この間の斗々屋2碗が待っているので削る。

師匠の斗々屋の細かな縮緬が腰にも高台内にもきれいに出ているのだが、私はまだその境地に達していない。原因のひとつは混ぜた土が粗すぎたこと。次回の土作りはもっと原土を細かく篩ってみよう。


今日は夜明けは曇、のちにみぞれ、そして、雨だったが、午後から天気が回復して日が射してきた。

工房もあたたかい。窯焚きの合間に昨日桜の木で新しく作った牛ベラを使って斗々屋稽古。道具の調子はよいようだ。

さて、窯焚きも終盤。あぶりのあとの徐冷に入った。どんな窯になるのやら。


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