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北の山々に真っ白な雲が懸かり
里では強風
これは雪国で吹雪の徴候
今回は急冷なので朝にはもう窯出し可能な温度に下がっていた。
還元はやはり還元である。
試験器でも酸化と大きな違いが出たが、窯がガラガラでは焼成不適なので焼き直しの器をあれこれ見つくろって入れている。
特に変化が顕著なのは、藁灰釉に鉄を若干加えて作った釉で焼いた山盃だ。酸化の時より青があざやかに出ている。これは急冷に適した釉らしい。
次回は還元徐冷の窯だ。それで試験焼成の第1段階が終了するので、その時に試験器の釉調を紹介しようと思う。
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