酸化の窓



朝夕は意外に涼しい
わが山房
特に朝の風はきもちよい

玄白唐津で失敗がつづき、ちょっとめげていたので気分転換に酸化焼成をつづけている。
灯油窯では完全な酸化は望めないが、それでも還元との差は歴然である。

左が還元、右が酸化。土も釉も同じでこれだけの違いが出る。
面白い。

その中間に中性炎焼成という実にあいまいな領域があるが、要するに還元でも酸化でもない無限の巾をもった領域である。灯油窯の酸化は中性炎の一部と考えた方がよいのだが、焼く側からすると多少の(そして、絶大な)差があるので分けて考えている。

さて、そろそろ湯呑を作りはじめるとしようか。湯呑はずいぶんたくさんあったのだが、この間の断捨離で家で使うもの以外は全部物原行きになったので、展示室にはぐい呑と茶碗しかない。

そんなわけで、時々、湯呑はないのかと言われることがあるので気にはなっていた。

ただ今、新しい釉を試験中である。ほとんど長石だけの調合である。果たしてどっちへ転ぶかな……うまく行ったらその釉で湯呑を作りたいのだが……


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