少しツヤっぽくなったかな?

どうも私が作る井戸は色気がない。前回のは乾燥肌シワだらけのアフリカ像のようだった。
できれば思わず手で触れたくなるような柔肌な美女がよい。

さて、今回は温度を少し上げてみた。いつもはねらしはせずに徐冷に入っていたがちょっとねらしを入れてみた。10度の差とねらし効果はあったようだ。


釉は春雪、施釉法を少し変えてみた。こっちの方がよさそうだ。土はすべて同じ調合のもの(夜鬼)。ただ原土がかなり入っているので茶碗ごとに石や鬼板の入り具合が違っている。


その1


その2


その3


その4
胴にぽつぽつ穴があって荒涼とした景色を出している。一番のお気に入りだったのだが水試験すると盛大に漏る。あちゃ。

どうやら高台脇のどこかにはてなの穴が空いているらしい。



小窯なので上下の温度差がはげしい。4段まで組めるが面白いのは1段目2段目で、3段目4段目は花が丸まってしまう。この盃は3段目。


これまで釉試験に夢中で水試験している余裕がなかった。う〜む、こりゃもう一度土から考え直さねばなるまい。


∴曇っている。午後は雨
八木重吉の「壺のような日」
∴煙っている。農家の焚き火
マダガスカルバオバブが歌う



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