最後の公開講座

来週月曜、最後のお勤めのひとつ、公開講座「ことばを交わす」が迫ってきた。台本は出来た。前期末、あまり最後の授業という実感がなかったが、今回どうだろう。今のところ、やはり最後という実感はない。きっとこういうものはやろうとしても出来なくなった時初めて、ああ、あれが最後の機会だったのだな、と感じるのだろう。シェイクスピアにとって、また、詩聖の愛好家にとって私の講座が最初であろうが、最後であろうが関係ないのだ。
願わくは、沙翁の名台詞を受講者とともに大集会室に朗々と響かせられんことを。