砕け散った今日の午後
午前中、ひさしぶりにロクロの稽古をした。すぐにこの指はワザを忘れてしまう。切立稽古で出直しだ。孤軍は志を強く持たないと持ち堪えられない。
窯場候補地はやっぱり水で挫折した。現実は甘くない。水道を引くだけでとんでもなく費用がかかるらしい。建物だけでもかかるのだから、それなら別な場所を探して、それだけの費用は別なところに廻したい。お世話になった地主さんに挨拶する。
元村役場(現在は支所)で何か手掛りはないかと思い、窓口で話をしたが、判で押したようなお役所仕事であっさり追い返される。けっこう応えた。でも、それも撒いた花粉の一粒と思おう。めげない、めげない。
夜、メールを開いたらホンジュラスから便りが届いていた。スコットランド、そして、ホンジュラス、ん窯もなかなかインターナショナルである。
候補地へ行く途中通ったお気に入りの場所。グリーンドーム前のの欅並木だ。
そこを抜け、延々と連なる桜並木を右手に見ながら利根川沿いを北へ向って走る。遠くに子持山、小野子山を臨む。私の中で北という方角のイメージを決定づけているのはこの山山だ。みなさんの《北》はどんな風景ですか?