久しぶりのロクロ

2週間ぶりくらいだろうか?いや、もっとかな?日記を見たら3月20日からロクロの前に坐っていなかったので24日ぶりだ。
と、書いてふと思った。〜日ぶりというとき、どこからどこまでを数えるのだろう?三日ぶりだねと言ったとき中3日なのだろうか、中2日なのだろうか?先週土曜に会ったひとに今週土曜に会えば「一週間ぶり」になるわけだから今会っているその日も勘定に入れるということだ。ということは中2日でいいということになる!やはり24日ぶりだ。
ようやく腰が使いものになってきた。まだ痛みはあるがなんとか弾けた。ロクロに坐るきっかけを作ってくれたのはひとつの依頼だ。
とあるツテから急須の蓋を作ってくれと頼まれた。面白そうだし、稽古になるので引き受けた。採寸に行ったら本体は急須ではなく年代物の純銀のやかんであった。
訓練校ではロクロで急須を作る実習はなかった。Bamboo先生が見えたときお願いして実演して頂いたのみである。デザイン科は急須を作っていたのを覚えている。みんなうまかった。
というわけで今ごろツケが廻ってきた。今回の蓋は山なり型で、はかまを付ける必要がある。本体を採寸して収縮率を加味してはかま部分の大きさは決まった。
あとは取っ手を先に作るやり方にするのか、削り出す方式にするのか、である。私の技量では取っ手を先に作り、縁を持ち上げてはかまを作ってから、山なりに戻す方法は失敗率が高い。
あれこれやってみた結果、はかま付きの皿を弾き、あとで取っ手を削り出す方式に決めた。作り安いだけでなく、蓋の内側にロクロ目ができるの方が美的に優れているように思うからだ。(ちょっと負け惜しみ・・・?)
明日、本番で作る予定だ。