今日も一日

開幕作り。登場人物、一人を除き全員集合した今日、昨日の開幕をさらに煮詰め、いい感じに決まった。
謂わば舞台の取っ手がついたと言える。取っ手が付くと、次の場面、次の場面と粗決めが気持よく進む。
何とか前半部は決まった。
こうやって舞台世界に身を浸していると空気には濃い薄いがあるのがよく分る。声の密度、所作の密度で空気が決まる。芸の世界は密度が勝負である。茶碗も舞台もその点は同じだ。稽古しながら、この役者の密度に匹敵する茶碗ができるか、と自問するのだが答えはまだない。
明日は器の下処理をしてあぶりと施釉、明後日窯焚きの予定だが、もう一日うしろへずれ込むかも知れない。施釉案がまだ決まらないからだ。さあどうする。

いつもおつき合い下さりありがとうございます。応援よろしくm(_ _)m
画像をクリックしてランキングサイトが表示されれば投票終了